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1993年4月24日、「フラクタル幾何学」の創始者、マンデルブロ氏と、 |
この年、 ニューヨーク近代美術館(MoMA)から、「フラクタル画像の作品を」との、内容指定付き発注を受けて、 既に、この美術館に収蔵されている、私の「純粋に手仕事」の作品に対して、「絶対に負けないアルゴリズムアート」と、自信を持って言い切れるだけの作品を新たに創作しました。 と言っても、 私が実際に行った仕事は、「絵師」としての、「フラクタル画像」データを得るためのコンピュータプログラミングと、美術的に価値あるカラーパレット(色彩参照コード:カラールックアップテーブル)を作ったこと、そして手順の最後に、この成果物(作品)が、いわた・きよしの「本物の版画」であることを証明する署名をしただけです。 手順の大部分は、「彫師」としてのコンピュータが数日間昼夜を問わず演算(製版)し、「刷師」としてのプリンタが限定枚数分の出力しました。 1993年4月23日、国展版画部の審査終了直後、私は、これらの作品とともに、ニューヨークへ出向きました。 本当は、わざわざニューヨークまで出向かなくても良かったのですが・・・、 この受注の喜びを、「純粋美術としても、純粋数理科学としても、世界的に高く評価されたい」という、私の長年の命題が適った日として、一生忘れない思い出にするために・・・、なおかつ、この喜びを、「純粋美術かつ純粋数学」の作品であることを、権威ある第三者が認めた証明として、共に喜んで貰おうと考えて、 1993年4月24日、「MicroMap93」の1/20(=限定20枚の内の第1番との意)を携えて、ニューヨーク郊外の「フラクタル幾何学」の創始者、ブノア B.マンデルブロ氏宅を訪問しました。 |
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アルゴリズム版画 「Micro Map 19930324」 1993年 第67回国展出品作 |
上掲の画像の、数学的メモ及び実演算時間に興味を持たれる方は、こちらへどうぞ! |
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私とマンデルブロ博士婦人との間にいる人は、当時、フラクタルパターンを柄としてニットへの活用を考えて同行した、 ニットマシンで世界一のシェアを誇る,島精機製作所の藤本氏です。 |
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アルゴリズム版画 「Micro Map 2007A」 2007年 第81回国展出品作 |
| 「アルゴリズム版画」の最大の長所は、プログラムソース、座標や精細度のパラメータ、着色参照表(カラールックアップテーブル)等さえ無くさなければ、完全に同一のものを再現できるところです。なおかつ、CG追い描き版画とは違って、製版は演算そのものなので、完全にコンピュータ任せです。従来版種のように、限定数分を一気に刷り上げなければ色合いが異なってしまうというトラブルに遭遇する恐れは皆無です。更に「Maicro Map 2007」の例のように、「Micro Map 19930324」の、美術的に「オイシイ」所だけを15年後に再活用するということも極めて容易です。コレクタの要望に沿って、画面寸法を大きくも小さくも出来るところも、「CG追い描き版画」と共に、デジタルならではのはの長所だと言えます。2007年、私の属する美術団体「国画会」の展覧会「国展」は慣れ親しんだ上野から乃木坂の新国立美術館に移動しました。これを記念する特別展示には、上の画像の中央部分だけを、幅100cm×高さ333cmの大きさにまで再演算拡大表示しました。同一部分の高精細拡大という芸当は「CG追い描き版画」が絶対に真似できない芸当です。 |
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アルゴリズム版画「Micro Map 2007A#H」 2007年 第81回国展特別展示出品作 |
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